2013年10月26日土曜日

オンライン請求

ここしばらくオンライン請求のセットアップをしておりました。

当院ではフレッツ光プレミアムとひかり電話を使用しており、

いわゆる IP-VPN 閉域網での接続になります。


NTT西日本ですのでCTUにアクセスルーターやパソコンなどを接続して

インターネットにアクセスします。

BフレッツのころからBHR-4RVというVPNルータをおいて、

インターネットにアクセスしておりました。(PPPoEで1セッション使う)

で、今回は接続用の新規マシンでもう1つ別のセッションを張って、

基金側と接続すればよいのですが、MTUではまってました。


オンライン請求ネットワーク(基金側)との具体的な接続については、

ネットワーク切替機(フレッツユーザーのためのレセプトオンライン導入講座)や、

VLANで構築された先生(ヤマハルーター)のサイトが大変参考になりました。

ありがとうございました。

それそれのOSでのセットアップ方法は、基金のマニュアルに詳しく書いてあります。


こちらでもVLAN導入して、ESXi仮想マシンと接続することにしました。

タグVLANできるスイッチが普通のスイッチングハブと大差ない値段とは・・

VLANの時代ですか。^_^;





スイッチのVLAN設定は普通にできました。(GS108Ev2)

1番ポートからはタグなしのフレームとVLAN ID 3 タグつきのフレームが流れるのですね。

こちらにESXiをつないでいます。

5番ポートをCTUに接続しています。


ESXiも新たにVLAN設定したネットワークを作成。(仮想スイッチでVLAN使えるのもオドロキだった・・)

VMwareでいうところのVSTモードかな。(参考:VMwareホワイトペーパー英文



新規仮想マシンをそのネットワークに接続し、フレッツ接続ツール(PPPoE)で、

基金のネットワークに接続できたのはいいのですが・・


なぜか証明書は取得できたし、社保での接続試験も普通に通ったのに

国保でのアップロードが通らず、エラーが出てとまる・・


フレッツ接続ツールでの設定で高度な設定の中の

「光プレミアム(MTU:1438)」を設定してなかったために

UKEのアップロード中でとまってしまう現象がおきてしまったのです。

そういえば、光プレミアムに切り替わったときもルーターのMTUの調整をしたなぁ。



ということで接続ツール設定でMTUを変更すると、何事もなくとおりました。

結構手間かかったなぁ。(忘れてた自分がアホ。orz)

2013年10月10日木曜日

ORCA構築:仮想マシン用最小インストールではだめだった。

JBOSSビルドが仮想マシン用最小環境で通ったのに気をよくして

ORCAも仮想マシン用カーネル&最小インストールでいけるかと思っていたら、

OpenDolphinと通信できてない。

psでclaim server(ruby)あった。

ORCAのclaimの設定もできてる。

sudo lsof -i でも8210あるのに・・

ORCA受付がOpenDolphinに反映されない・・カルテ書けないorz


どうもdpkg-reconfigure時の挙動があやしい感じだった。

aptitude install –y linux-headers-`uname -r`

だとそんな`virtual`なカーネル用なんてないよっということで素直にあきらめました。

ORCA構築・実行環境は今までどおり普通のgenericカーネルに戻しました。

戻すと普通にORCA4.7とOpenDolphinの接続できました。

まぁ、時間とられてしまったけど、結果オーライ。


早く、OpenDolphinに慣れていかないと。

2013年10月8日火曜日

テスト用ORCA4.7立ち上げた。


ORCA4.7(Ubuntu12.04LTS)

先々月あたりから Ubuntu12.04 上で ORCA4.7 使っています。(端末はいろいろ)

OpenDolphin との接続確認のために、今日もうひとつサーバ立てたところ。

その前1ヶ月ぐらいUbuntu10.04でORCA4.7 を動かして様子を見ておりました。

その前はUbuntu10.04 でORCA4.6でした。OSのバージョンがあがるのは緊張します。

「何か」あったら、即業務が止まります。

ORCAに関しても作者の皆様方、メンテの方々にはほんとに感謝しております。

ORCAも私のようなタコでも修行できるように、マニュアルも整備されています。

また、ORCAなくしてOpenDolphinもありえません。またOSSなくしてORCAもありえません。

お互いに連携して成り立つものだからです。

いまから20年ぐらい前、ORCAの元作者さんが「Linuxを256倍使うための本」のなかで、

「異端児LinuxがUnix界、さらにはOSS界を救う救世主になるかも」と書かれていました。

(その当時はBSD派だったので、「BSDを256倍使うための本」も持ってます。)

JBOSS-AS-7.2.0 ビルド




仮想マシンでビルドしてみた。

仮想マシンは4コア メモリ3096MB HDD8G で準備したものです。

OpenDolphin で M先生はASにJBOSS-AS-7.2.0 (wildfly) 使用されているとのこと。

Ubuntu12.04仮想マシンでビルドしてみた。

Ubuntu64bit用を選択 4コア メモリ3096MB HDD8G
最小インストールのためにF4押して仮想マシン用のカーネル・最小インストールを選択する。
場所で日本を選択。
キーボードのレイアウトも日本語選択。

(その後しばらく待つ)

DHCP設定の途中もしくはそのあとでESC何回か押すと固定アドレスを設定できる。
(私自身は固定アドレスの方が好きなので)

192.168.1.84 固定アドレス(適当に)
255.255.255.0 ネットマスク
192.168.1.1 ゲートウェイ
192.168.1.1 ネームサーバ(それぞれで)

ディスク全体を使う
暗号化しない

パッケージでOpenSSH serverを選ぶ。
インストール終われば再起動される。

別マシンからsshでログイン

OpenJDKインストール

$ sudo apt-get update

$ sudo apt-get install openjdk-7-jdk

続行しますか Y

$ java -version
java version "1.7.0_25"
OpenJDK Runtime Environment (IcedTea 2.3.10) (7u25-2.3.10-1ubuntu0.12.04.2)
OpenJDK 64-Bit Server VM (build 23.7-b01, mixed mode)

$ wget https://github.com/wildfly/wildfly/archive/7.2.0.Final-testsuite-fix.zip

$ ls
7.2.0.Final-testsuite-fix.zip

$ sudo aptitude install unzip

$ unzip 7.2.0.Final-testsuite-fix.zip

$ cd wildfly-7.2.0.Final-testsuite-fix/

$ ./build.sh

ここで30分程度の休憩。
できたときのログ。

[INFO] ---------------------------------------------------------
[INFO] BUILD SUCCESS
[INFO] ---------------------------------------------------------
[INFO] Total time: 30:02.579s
[INFO] Finished at: Tue Oct 08 12:52:47 JST 2013
[INFO] Final Memory: 281M/607M
[INFO] ---------------------------------------------------------


~/wildfly-7.2.0.Final-testsuite-fix/build/target$ ll
合計 20
drwxrwxr-x  5 yamada yamada 4096 10月  8 12:43 ./
drwxrwxr-x  5 yamada yamada 4096 10月  8 12:43 ../
drwxrwxr-x  2 yamada yamada 4096 10月  8 12:43 antrun/
drwxrwxr-x  5 yamada yamada 4096 10月  8 12:43 generated-configs/
drwxrwxr-x 10 yamada yamada 4096 10月  8 12:43 jboss-as-7.2.0.Final/

$ sudo aptitude install zip

$ zip -r jboss-as-7.2.0.Final.zip jboss-as-7.2.0.Final

~/wildfly-7.2.0.Final-testsuite-fix/build/target$ ll
合計 115096
drwxrwxr-x  5 yamada yamada      4096 10月  8 13:19 ./
drwxrwxr-x  5 yamada yamada      4096 10月  8 12:43 ../
drwxrwxr-x  2 yamada yamada      4096 10月  8 12:43 antrun/
drwxrwxr-x  5 yamada yamada      4096 10月  8 12:43 generated-configs/
drwxrwxr-x 10 yamada yamada      4096 10月  8 12:43 jboss-as-7.2.0.Final/
-rw-rw-r--  1 yamada yamada 117836937 10月  8 13:19 jboss-as-7.2.0.Final.zip

これで完成です。
メモリ2048M(37分)でもできました。
メモリ1024Mではできませんでした。

OpenDolphinはじめました。

OpenDolphinはじめました。


初めにソースを書いて、オープンしてくださった作者の皆様、改良を続けてくださっている皆様、
導入方法を文書にしてくださった先生方に厚くお礼を申し上げます。


「いつかはOpenDolphin」と思ってから、はやくも1年以上が経過しておりました。

ネットで見て、いいなぁと思ったのはOpenDolphin日記です。

Webページは美しい上に、内容も興味深いです。

オープン・ソースなので、コンパイルすれば使えるかもと淡い期待をしておりました。

ということで、やっとスタート位置に立てるようになったようです。(まだ走ってません!)


とりあえず備忘録かねて、「やってみた!」 こと書いてみます。